C# ダイアログでPDFを表示する(Adobe PDF ReaderのCOM使用)その1 コントロール張り付け

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    iTextではなく、Adobe PDF ReaderのCOMを使用して、
    WindowsフォームでPDFを表示する。
    コントロール張り付けて使うので、今回は、簡単。
    検索すると、結構ヒットするので、自分の備忘ってことで。

    ※Adobe PDF Readerがインストールされていること。

    準備

    下記の手順で、Adobe PDF Readerのコントロールを使用できるようにする。

    1.[ツールボックス]を右クリックし[アイテム選択]をクリック

    2.[COMコンポーネント]タブを選択し、一覧から「Adobe PDF Reader」を追加

    3.ツールボックスにAdobe PDF Readerのコントロールが追加されたか確認

    準備完了!

    ソース

    下記のようにコントロールをフォームへ張り付ける。
    今回は、ボタンも張り付け。

    んで、コーディング。

    
    using System;
    using System.Windows.Forms;
    
    namespace PDFView
    {
        public partial class Form1 : Form
        {
            public Form1()
            {
                InitializeComponent();
            }
    
            private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
            {
            }
            
            // <summary>
            // 開く
            // </summary>
            private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
            {
                // PDFファイルを開く
                axAcroPDF1.LoadFile(@"E:\サンプルPDF.pdf");
            }
    
            // <summary>
            // 次ページ
            // </summary>
            private void button2_Click(object sender, EventArgs e)
            {
                // 次ページへ
                axAcroPDF1.gotoNextPage();
            }
        }
    }
    
    

    んな感じ。



    実行結果

    まあ、表示されるよね。。

    ちなみに、ビルドを行うと、
    出力フォルダに「AxInterop.AcroPDFLib.dll」と「Interop.AcroPDFLib.dll」が出力されます。
    これは、COMのラッパーなので新規プロジェクト作成して、
    DLLを参照して使用すれば、基本的に同じことができる。

    補足

    グーグル先生にCOMのメソッド教えてもらってもいいんだけど、
    オブジェクトブラウザー見ればわかるので、調べ方。

    下記のとおり参照へ「AcroPDFLib」と「AxAcroPDFLib」が追加されるので、
    ダブルクリックして確認してみる。

    ※「AxAcroPDFLib」をダブルクリック

    です。

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