- 2014-9-30
- Visual C++
VC から VBAやVBSでお馴染みの FileSystemObject を使う要件が出てきて使ってみた。
例えば、VBSでFileSystemObjectを使う場合、
こんな感じで使用する。
'ファイルシステムオブジェクト用 Dim objFso 'ファイルシステムオブジェクト生成 Set objFso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") 'ディレクトリの削除 objFso.DeleteFolder("C:\TestDir") Set objFso = Nothing
まずは、FileSystemObject をVCから使用するための準備。
FileSystemObjectはCOMなので、Visual Studio に付属する Oleview で FileSystemObjectの情報を確認する。
ちなみに、私の環境では、下記の場所にインストールされていました。
C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\bin\x86
そして、Oleviewを起動。こんな画面。
左のツリーの中から、[All Objects]-[FileSystem Objects]の
順で選択。
右のウインドウから、FileSystemObject の情報を確認する。
ちなみに、この情報は、当然なんだが、レジストリからも確認できる。
この情報の中から、実体のパスを確認し、インタフェースなどを確認する。
メニューから、[File]-[View TypeLib…]の順に選択する。
選択ダイアログで実体のDLLを選択する。
C:\Windows\System32\scrrun.dll
FileSystemObject の詳細が表示される。
詳細をもとに、VCでコードを書いてみる。
でっ、疲れたので本日ここまで。
余談だけど、Oleview 起動時 に
こんなエラー(DllRegisterServer in IVIEWERS.DLL failed.)が出た場合は。。
Oleviewを1度で良いので管理者として実行を行う。
それでもだめなら、レジストリに登録しなおしなんだけど、
割愛。。